【書評】安倍官邸と新聞 「二極化する報道」の危機 /徳山喜雄著

安倍内閣の世論誘導のからくりや新聞社の葛藤などについの書の書評。
財形新聞サイト掲載。

日本の新聞産業の構造的な問題、社の数は少ないが、1社あたりの発行部数が多く、巨大部数の新聞社を抱き込むことで世論誘導が簡単にできること。
安倍首相の記者会見が、従来の共同記者会見方式ではなく、特定新聞社の単独インタビュー方式になったことにより、首相と肌のあわない新聞社は冷遇されることの影響(例えば、特定秘密保護法の朝日の批判が、閣議決定の後になり、批評を始める時期が遅れていること)などの内容を説明している。

新聞社との距離を縮めて世論を誘導しようとする安倍首相。それを拒絶するわけにはいかない新聞社の葛藤は、有形無形のかたちで紙面に反映している。本書は、このような新聞の実態を丁寧にスケッチした力作だ。

詳しくはこちら。
http://www.zaikei.co.jp/article/20141202/224626.html

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